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04 May

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21 August

ダンガンロンパ 絶望の学園と絶望の高校生 クリア後感想

舞台は、あらゆる分野の超一流高校生を集めて育て上げる為に設立された、
政府公認の特権的な学園「私立 希望ヶ峰学園」。

入学式会場で、自らを学園長と称するクマのぬいぐるみ、モノクマは生徒たちへ語りはじめる。
――今後一生をこの閉鎖空間である学園内で過ごすこと。外へ出たければ殺人をすること。――

主人公の誠を含め、この絶望の学園に閉じこめられたのは、全国から集められた超高校級の学生15人。
生徒の信頼関係を打ち砕く事件の数々。卑劣な学級裁判。黒幕は誰なのか。その真の目論見とは……。



【個人的殿堂入りゲーム】

このゲームをプレイしたくてPSPを買ったっていう

PVからしてめちゃくちゃ魅力的でした

ニコニコ動画でプレイ動画を少し見て
(公式が許可を出してる1章のみ)
おさまりつかずに次の日にPSP&ソフトセットで購入に出かけたのはいい思い出

声優にそんなに明るくないけど知ってる豪華声優陣とか(モノクマとか尋常じゃねぇ
サイコポップなイラストとか、とにかくいろんな面が魅力的でした

※クリア後ネタバレが含まれます
※自分でプレイして謎解きや犯人当てをした方が絶対楽しいので
  未プレイの方は見ない事をお勧めします

個人的な総合評価 : ★★★★★

クリア後ですが、ストーリーや学級裁判を再プレイしても飽きないです
学級裁判がフルボイスなのはマジで素晴らしいと思う

▼キャラクター
 この「超高校級の~」ってフレーズもこのゲームの魅力だなと
 最終的にはその能力は一部の人以外そこまで関わってこなくなるけど
 通り名=キャラ付けになってるから、通り名もキャラ性もすぐ覚えられる
 でまた、嫌いなキャラクターが居ない感じもいい
 あ、黒幕はちょっと嫌いだけどもw

苗木 誠  /  超高校級の「幸運」
 とにかく良い子だ・・・(ホロリ)
 絶望学園自体の理不尽以外の理不尽(他キャラクタ)に囲まれて良く頑張ってた思います
 皆もっと真面目に考えてよ!って言いたかったろうなw
 任せ過ぎだろ!「ここまで言えば分かるわね」「苗木言ってやれ」じゃないよ!
 上二人以外の面々に関しては考える気ないんじゃないか・・・?!
 超高校級の「忍耐」の称号も語って良いと思う
 
舞園さやか  /  超高校級の「アイドル」
 ヒロインの一人
 性格や話し方とか普通にキュンと来てしまうような可愛いキャラだっただけに
 物語が進むにつれて恋愛フラグではないフラグが立ち始める感じが見ていて切なかったです
 もっと苗木とのラブコメパートを見たかった

桑田怜恩  /  超高校級の「野球選手」
 運が悪かった、もといかわいそうキャラだという印象
 彼女をわざわざ殺す必要ななかっただろうって話になって、そうだとは思ったけど
 考えてみると、殺されそうになった身としてはまた襲われたらっていう恐ろしさがあったろうな
 でまた他のメンバーもその時点では、相談に足る相手なのかも判断しにくかったろうし
 そうなった場合どうするのが正解なのかね
 皆を起こして彼女の部屋の扉を外から閉鎖して監禁、とかになるのかな

霧切響子  /  超高校級の「???」
 「刑事」と思っていた時期が私にもありました
 ヒロインの一人、超クール、凄くクール
 彼女の状況と物語の性質上仕方がないんでしょうけど
 会話してもプレゼントしても全っ然デレなくて寂しかったよ!
 しかし鬼のように頼もしいヒロインでした

十神白夜  /  超高校級の「御曹司」
 絶対死ぬと思ってた(笑)
 犯行予告出し過ぎなので多分被害者になるんだろうなー
 って予想してたらそんな事はなかった!
 4章でちゃんとカタルシスを感じさせつつ彼が成長した展開は熱かった

山田一二三  /  超高校級の「同人作家」
 たまに会話のネタが分かってしまうのが誇らしいのか情けないのか・・・
 良いキャラでしたね、いじられポジションなので色々美味しかったと思います

大和田紋土  /  超高校級の「暴走族」
 本来なら怖い&強いなキャラなんだろうけど、さくらちゃんのおかげでかすんでました(笑)
 初登場時の喧嘩腰はちょっと怖かったけど、早い段階から頼れるアニキ臭が出てたので
 三刀流剣士の声優さんだった事もあってかなり好きなキャラになりました

腐川冬子  /  超高校級の「文学少女」
 見た目が結構好みだっただけに、喋りだしたらかなり衝撃のキャラクターでしたww
 公式サイトでも根暗&ネガティブ思考って書いてあったけどもここまでとは思わず 
 誰か「君は可愛いから自信もちなよ」って言ってあげて!
 よだれ足らすな&下ネタ言うなってアドバイスあげて!

セレスティア・ルーデンベルク  /  超高校級の「ギャンブラー」
 「占い師」とか「スイマー」とかもだけど中々日常でそのキャラを出すのは難しい通り名ですよね
 一緒に過ごすパート以外だとあんまりギャンブラーを感じないなと今思った
 超高校級のゴスロリとかでも良かったのではなかろうか
 ビチクソモードの彼女が格好良くて好きですw

朝日奈葵  /  超高校級の「スイマー」
 途中で死んでしまうかなって思ってたキャラ
 良い子なんだけど、巻き込まれちゃう的な感じで
 ビジュアル(セクシー的な意味で)とリアクション面におけるヒロインとみて問題ないね

石丸清多夏  /  超高校級の「風紀委員」
 またの名を超高校級の「KY」
 常識寄りのキャラと見せかけた非常識キャラと言うか
 でも多分、一番まじめに一直線で正義感あるキャラだったんだろうな
 彼が苗木を支える(元気づける)キャラになるストーリーでも楽しかったかもなーと思う

大神さくら  /  超高校級の「格闘家」
 マジ格好良い、なにこの女子高生ハンパ無い
 その上パンチラサービスとかハンパ無いわ、何だこの子は裏ヒロインなのか!?
 朝比奈とのやり取りは凄く良かった、あの空間の中で親友を持てるって幸せな事だよね

葉隠康比呂  /  超高校級の「占い師」
 絶対に後半に本性出してくるだろうと思ってたら最後までただのバカだったでござる
 たまに出てくる人でなしっぷりもあったもんだから、個人的黒幕候補1位でした
 「占い師」って設定も何か曖昧だし、こいつは匂うぜ!って感じでイラン勘繰りを一番したキャラ

江ノ島盾子  /  超高校級の「ギャル」
 犯人&被害者&黒幕をオールシャッフルしたアナザーストーリーを見てみたい
 この子にプレゼント渡したりしたかったな

不二咲千尋  /  超高校級の「プログラマー」
 声優さんとか一人称とかで、最初から「この子ってもしや・・・」と思いつつ
 2章頭の話の流れで確実にそうなんだなってなりましたね、
 まぁ制作側としても、ここで察されても別に構わないと思ってたんでしょうね
 そして察した分、更衣室のドアロックの流れに対してのフラグの立ち方が尋常じゃなかったな!
 でも凄い癒し系、大和田とのやりとりが非常に和んだだけに2章での流れは残念だった

ジェノサイダー翔  /  超高校級の「殺人鬼」
 殺人をした味方キャラを好きになる事ってあまり無いんですが
 (↑なにも無かったように仲間になるような流れが苦手
 なんかもうぶっ飛び過ぎてて、一周して好感持てるキャラになった感じ
 霧切さんとは別のベクトルで頼もしいキャラでした

戦刃むくろ  /  超高校級の「軍人」
 個人的に思った事なんだけども、表情で言えばこの子の方がギャルっぽいなて思う
 ニカッとした笑顔とか
 この子とも会話したかったですね、「彼女自身」と会話したかった
 まじでキャラクタの日常生活を描いた「ニチジョウロンパ(仮)」とか出してくれないかな
 多少、割高でも買うよ

???  /  超高校級の「絶望」
 超高校級のネタバレなんで、念のため伏せます、姉妹の事ですよ
 こうして、振り返るとやっぱり許せなくなってくるというか
 記憶をいじって~とかエグイ話だ、思いだしちゃった分山田が一番かわいそうだったのかもな・・・

▼ストーリー

事件&推理
 2・5章以外は学級裁判前から犯人が分かってしまうような状態だったので
 推理的な難易度は低めなのかな

各犯人の動機
 全体的になんだけど、自分が外界と接触できない状態ってやっぱ相当怖いよなって思う
 自分が知れない以上、何かが起こっている可能性を否定できないからね
 シュレディンガーの猫(であってるかな?)みたいな、箱を開けるまで分からないよって言う
 
1章
  彼女の「皆の無事を確かめたい」って気持ちはすごい分かる気がする
  人を殺すなんてのは考えられない事なんだけど、いてもたってもいられないよなと思います
  だから動機として一番納得できるのは1章なのかもなー
  身内の無事の為に他人を、てのも酷い話ではあるんだけどもね
 
 2章
  細かな事が少しずつずれてたら事件は起こらなかったであろう感じが切ないです
  二人とも良い人だからこそ思い悩んでたろうにな
 
 3章
  自分の為ときっぱり言われたんでどうにもこうにもw

 4章
  けなげだ・・・(´;ω;‘)ブワッ でも相談してくれてもよかったのにな

 5章
  色々急すぎて、しかも全貌見えてこないし、犯人像見えてこねぇっ
  って感じでいちばんアワアワしたのはこの事件だったかな
  追いつめられてる彼女が犯人だとは微塵も思ってないから余計に

 6章
  ここでとにかく感動したのが
  彼女との最初の会話のシーンに「雑誌と印象が違うね」という会話があった点
  なんとなく覚えてたやり取りが伏線だったりすると本当に熱い
  元々知り合いだったってのは本当えぐい話やで・・・

 全体として、「第一印象だけで見たら、人を殺しそうなのはこの人らかなー」と
 考えてた人たちが犯人になっていった印象 

「人類史上最大最悪の絶望的事件」
 他の会社が作ったなら、この「人類史上最大最悪の絶望的事件」を最大の見せ場として
 作り込むかもしれないけどここはそれを大事にしてないんでしょうね。
 プレイヤーが「人類史上最大最悪の絶望的事件」だと思う事件を各々考えればいいじゃない
 っていうある意味、投げっぱなしなテイストをあえて選んだのかな?
 個人的にこういうぼかしはアリかなって思っていて、
 もし、これが「人類史上最大最悪の絶望的事件」の全貌ですって具体的な事件内容が出てきたとしても
 これはまだ絶望じゃないだろって感じる人は絶対いると思うんですよね
 最近のゲーマーさんて頭いいしね、抜け道見つけちゃうかもしれない
 それならもう抽象的な言葉だけを答えとして提示して、
 各自が「人類史上最大最悪の絶望的事件」と思うものを当てはめれば物語として完成できるっていう
 
 そんなわけで私も「人類史上最大最悪の絶望的事件」に関しては
 そのまんま言葉の意味で受け取って深くは考えていません^^

 ちなみにわざわざ「人類史上最大最悪の絶望的事件」と連呼してるのは書きたいだけだからである

▼オシオキ
 このゲームに手を出した理由の大半を占めるかもしれないです
 事件やキャラも相当魅力なんだけど、この「オシオキ」はやっぱりこのゲームの見どころでしょう

プロローグのオシオキ
 一章での苗木の動機DVDにて苗木の家族のビジュアルが出た時、
 まさか殺されたのって苗木の父親!?と大発見した気になったのはいい思い出
 だって髪型似てるじゃないすか!
 宇宙旅行っていうのは、殺された人となんか関係あってのチョイスなのかな

一章のオシオキ
 結局のところ殴り殺しな分一番えぐいと思います
 
二章のオシオキ
 ち、ちびくろさんb(ry、子供のころ元ネタの絵本を読んだ時不気味さを感じた覚えがあります
 顔写真付きのパッケージに入ったバターが出てきたのはなんかシュールな気がするけど、
 本当にバターになったんだと考えると大変グロイ
 プレイ時は考えなかったけど、「実は殺されていないのは誰だ」の推理の時
 彼も容疑者になりえたんだなとちょっと思った、ダミーオシオキ後本当のバターを出せばいける

三章のオシオキ
 これは公式ファンブックの説明を読んでなるほどと思ったオシオキ
 前二人と比べてチョイスが通り名と関係なさそうだったんでちょっと違和感がありました
 これは最後隠れちゃったけど、グロイ事になってるんだろうなー

四章のオシオキ
 やり過ぎなくらい容赦なくコナゴナにするもんだから怒りを覚えるオシオキでした
 本人は痛みを感じないからこそ、そこまでしなくても良いだろっていう感じでいやな気分になる
 いや、痛みを感じる人にやってもいやだけどさ

五章のオシオキ
 後ろに向かっていくのとか一番怖いかもしれない
 青ざめて行く表情がもうさ、緊張感NO1だよ!
 そして私は最初、「彼女の嘘」を指摘してしまったんで後味の悪さMAXでした

最後のオシオキ
 最後の以外は効いてないだろ!?
 って言いたくなるけど、そこはポップな表現なだけで相当ダメージ受けてたりするのかな
 本人が考えたからかもしれないけど、あんまり絶望的な感じがしないかな
 なんかお仕置きされてても楽しそうだから、そう見えちゃうのかもしれないけども

▼システム
 アクション系が苦手な私にとっては、難易度を決められるシステムはナイスでした
 でまた、学級裁判内でも、バリエーション豊かなのがいいですね
 個人的にクライマックス推理が好きです、組み立てながら見直すこともできるから
 犯人追いつめの直前にコレがあるのは良い仕組みだと思います

▼おまけ
 私っていう人間は、クリア後のおまけにめちゃくちゃ弱いわけですが
 このゲームはちゃんとガッツリ用意してくれました
 劇中のCGとかムービーを見直せるってホント大事なんですよ、ゲーム会社の皆さん!!
 絵見るためだけに毎回話を進めて行くってのも中々拷問ですからね
 モノクママシーンもハマるハマる、散財しては学級裁判をこなしてメダルを集める日々です

とりあえずここまで

なんか気付いたら追記します
ファンブックと4コマ漫画の感想も近日中に書きたいです

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